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Hの決断

(この記事は先週書いたWe'll see の続きになります。)


今朝職場に到着すると、Hが「ちょっといい?」と話しかけてきた。Hの顔つきから何か重要なことを言おうとしているのがわかったので頷くとHが話を続けた。


実はね、土曜日にSに電話して彼女に広告を出すことにしたと言ったの。


S、まさかの採用取消( ̄□ ̄;)!!


Hによると金曜日にSを雇うことを決めて、私たちに半年の試用期間で様子を見ると言ったものの、その後ずっともやもやしていたらしい。


働く前から彼女の経験と知識にしてはかなり強気の給与交渉、少しでも条件の良い仕事が見つかったらすぐに辞めそうな雰囲気。書類選考や面接に時間を割くのは厳しいと手元にレジュメがあったSを面接して雇うことにしたけど、これで本当に良かったのだろうか?


一晩考えてHが出した結論は「今急いでSを雇用するより多少時間をかかっても職場に馴染んで長く働いてくれそうな人を探す」だった。そしてHは土曜日にSに電話して採用取消を告げたわけだ。一度採用を決めたのに取り消すなんて普段のHらしからぬ行為だが、それくらい彼女の言動に不安を感じたのだろう。


私はその話を聞いてどちらかというとほっとした。Hが決めたから仕方ないと思ったものの、金曜日のHとRのやりとりを聞いたときからあまりWelcomeな気持ちになれなかったからだ。労働に見合った対価をもらうのは当然の権利だし、実績を作った上での昇給の交渉はありだと思うが、働く前から相場以上の給与に拘るやり方は好きになれない。私はそのことをHに話し、Sの採用を取り消した判断は間違っていなかったと思うと言ったらHもほっとした顔になった。


やがてGも出勤してきたのでHがSのことを話すと「えっ、そうなの?!」と驚いた。だがHが決断を下すまでの経緯を話したところ「実は私もあまり長続きしなさそうな印象を受けてはいたのよね」と首をすくめた。


とりあえずSについて3人の意見が一致したので、Hも少し気が楽になったのかさっそく某媒体に募集広告を出した。Gの時とちがい仕事内容が専門的なので、レジュメ受付期間も長めに設定して、募集要項には給与水準と試用期間について明記したそうだ。(これで少なくとも給与と使用期間については納得した人が応募してくるだろう。)


と言うわけで、まだまだCの後任が決まるまで時間がかかりそうだ。


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小心者がカナダに暮らせば Part2

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カナダ、ビクトリアで暮らす小心者の日々を綴っています。 現在CGA(カナダの公認会計士の1つ)を目指して日々精進中

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