皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげて
いきますので、オーストラリア経済を一緒に勉強しましょう。
さて、先週、先々週と貿易収支について取り上げました。
そうですね、輸出額と輸入額の差が貿易収支でしたね。
今週は、実際にオーストラリアから何が輸出されているのか、
逆に何が輸入されているのかについて触れたいと思います。
下表をご覧下さい。
まずは輸出品ですが、なんと、1位から9位までが資源などの
一次産品ではありませんか。うーん予想通り。
輸入品は、自動車、コンピュータ、機械などの加工製品が
多くなっています。うーん、これも予想通り。
また、金、原油、医薬品などが、輸出にも輸入にもランクイン
しているところがおもしろいですね。
オーストラリアの貿易は、基本的に一次産品を輸出し、
高度加工製品を輸入するという構造が長く続いているようです。
もともとは、イギリスへの羊毛や小麦などの農産物の輸出に
はじまり、石炭、鉄鉱石といった資源関連の輸出が近年は
幅をきかせています。
輸入面では、国内の製造業の規模が小さくスケールメリットが
生み出せないことから、加工品の多くを海外からの輸入に
頼ってきた経緯があるということです。
うーん、なるほどー、今日はこの辺にしましょう。
Izzy
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